本当は怖い胃潰瘍 問題編

問題
問題

吐血で緊急内視鏡が施行された症例を2つ紹介します。対応方法を選択してください。

症例1
内視鏡画像(吐血時)

体上部前壁にsputing bleedingを伴う胃潰瘍を認めた

クリップで止血

クリップで止血

止血確認

セカンドルック内視鏡所見、止血確認

インジゴカルミン散布

セカンドルック時のインジゴカルミン散布散布像

Q:どのようにマネージメントしますか?

症例2
露出血管

胃体部小弯に露出血管を認めた

クリップで止血
クリップで止血

クリップで止血

セカンドルック内視鏡
セカンドルック内視鏡

セカンドルック内視鏡

Q:どのようにマネージメントしますか?

答えはBです。

明らかな腫瘍粘膜や0-Ⅱc所見がなかったため、
1か月後フォローとしました。
しかし、フォロー中に再度吐血ありました。
露出血管

同部位の潰瘍は癒着しておらず、露出血管を再度認めた

クリップで止血

再度、クリップで止血

セカンドルックで止血確認

セカンドルックで止血確認

内視鏡
内視鏡

明らかな0-Ⅱc面は認めず、悪性サイクルも確認できず…

Q:どのようにマネージメントしますか?

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